
■JASとは
JASとは、Japanese Agricultural Standardsの略で農林水産大臣が定める「国家規格」です。これは、食品や農林水産品の品質や仕様、生産・流通プロセスに関する様々な規格を定めています。
■JAS0001 日持ち生産管理切り花 とは
「JAS0001 日持ち生産管理切り花」は、切り花の日持ち性を向上させることを目的とした生産行程管理の日本農林規格(JAS規格)です。
花き生産者が行う、①栽培管理、②採花、③水揚げ・前処理、④作業場環境、⑤保管環境、⑥出荷までの作業行程を規定しています。規定を満たした花は「特色JAS」マークを付けて出荷する事ができます。
■JAS0001 日持ち切り花 認証の要件
切り花の日持ちを守るため、採花から出荷までを4つの工程で管理します。
強光下で採花しない
25℃以上では、科学的根拠に基づき管理
採花後30分以内に品質保持剤へ浸す
- 除草などの圃場管理ルール
- 喫煙者の分煙ルール
- 施設栽培における管理温度
- 作業時間・温度、水に浸すまでの時間
作業場は25℃未満
水道水を使用し、井戸水には抗菌剤を入れる
適切な品質保持剤を使用し、清掃基準に沿って清掃
- 水揚げ・前処理の方法
- 生け水に関する記載
- 作業場・作業台・周辺の清掃基準
- 喫煙者の分煙方法
10℃以下で3時間以上予冷
出荷まで10℃以下で保管
品目によって例外規定あり
- 予冷の温度と時間
- 採花から出荷までの時間または温度時間値
- 保冷庫の管理・清掃
- 機械・器具の定期点検
輸送が1時間以上の場合は5~15℃
雨風や直射日光に当たらない車両を使用
湿式輸送では抗菌剤を使用
- 格付・出荷記録
- 輸送温度の記録
- 器具の洗浄・保管方法
- 湿式輸送における抗菌剤の使用
■JAS0001 規格内容について
・規格(JAS0001 日持ち生産管理切り花)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_standard/attach/pdf/himoti.kikaku.pdf
・認証の技術的基準(JAS0001 日持ち生産管理切り花)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_standard/attach/pdf/himoti.kizyunn.pdf
・検査方法(JAS0001 日持ち生産管理切り花)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_standard/attach/pdf/himoti.kennsa.pdf
・格付の表示様式・方法(JAS0001 日持ち生産管理切り花)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_standard/attach/pdf/himoti.hyouji.pdf
■認証取得までの流れ
- 申請書提出
事業者情報や対象施設、品目などの申請書類を提出します。

- 認証契約書提出
- 審査範囲や費用、認証後の遵守事項を確認し契約します。

- 書類審査
- 規程や手順書、記録様式が認証基準を満たすか確認します。

- 講習会受講
管理責任者が切り花JASの基準と管理方法を学びます。

- 現地審査
- 審査員が生産施設を訪問し、管理状況と記録を確認します。

- 審査員結果報告
- 審査員が適合状況や指摘事項を報告書にまとめます。

- 判定員レビュー
- 判定員が審査内容を確認し、認証の可否を判定します。

- 認証書交付
- 適合が認められた事業者に認証書を交付します。

- 事業所調査(毎年)
- 毎年、基準への適合と管理の継続状況を確認します。

■認証 費用
初年度
申請手数料 50,000円
審査手数料 50,000円/日 ※1
審査旅費・宿泊費 実費
※1 圃場、作業場の場所・数により審査・調査に日数が係る場合は、日数に応じてご請求させて頂きます。
2年目以降
調査手数料 50,000円/日
調査 旅費・宿泊費 実費
